目利き市場ロゴ

目利き市場交流の様子

目利き市場は、流行や見た目だけでは見えない価値を、
現場で見極め、磨き、
届けることを大切にしています。

作り手の誇り、土地に根づく技術や物語を、
買い手に納得して選んでもらえる形へ整えることで、
買い物をその場限りの消費ではなく、
地域の価値を育て未来へつなぐ行動へと変えていきます。

  • 地域の価値を未来へ誠実につなぐ

    目利き市場は、買い物をその場限りの消費で終わらせず、生産者・地域・消費者が価値を共有し、ともに育て未来へ繋いでいくきっかけにしたいと考えています。なぜかというと、地場産業が抱えている課題にあります。担い手の高齢化や後継者・人手不足により進まない技術継承と世代交代、生産体制の弱体化、情報発信や販売経路づくりの不十分さ、大手流通との価格競争など、多くの要因により収益が確保しにくく、その結果、「稼げる産業」というイメージを若い世代が持てず、人材が集まらない悪循環が続き、このままでは消えてしまう地場産業も少なくありません。だからこそ、背景や思いまで伝わる買い物を増やし、地場産業の売上・認知・価値を高めながら、未来へ受け継がれる地域を少しずつ増やしていきます。

  • ひと・もの・ときの本質を見極め磨く

    目利き市場は、何処にいても情報を収集することはできるが、量が多すぎて、実際の価値や本質が見えにくい今の時代にこそ、現場で見つめる目とその情報を脚色せず伝える事を大切にしています。目利き人自ら地域へ赴き、作り手の声を聞き、その土地の風土や暮らし、商品の背景に触れながら、流行や表面的な評価ではなく本質を見つめます。商品としての価値が高く、丁寧につくられているものでも、伝え方や販路が弱く、価値が十分に伝わらないまま価格競争に巻き込まれ、正当な価格で選ばれにくい現実があります。 だからこそ私たちは、埋もれた価値を見つけ出し、作り手の誇りと買い手の納得が両立する形へ磨き、届けていきます。

  • 私たちの五つの約束
    • 発掘する
      まだ知られていない地域の価値を、自ら足を運び、現場で見つけ出す。
    • 見極める
      感覚や流行だけに頼らず、本質・可能性・市場性を目利きの視点で判断する。
    • 伝わる価値へ翻訳する
      こだわりや背景を、消費者が理解し共感し、選びたくなる価値へ磨き上げ、言葉と体験へと翻訳する。
    • 両方の価値を両立する
      生産者と消費者どちらか一方に偏らず、売る人の誇りと、買う人の納得を、無理なく続けられる形で成立させる。
    • 未来へ継ぐ
      目先の売上だけで終わらせず、商品の売上5%を関連地域に寄付し、地場産業や地域の未来につなげる。
目利き5箇条ロゴ

目利き市場5箇条(商品の選定基準)

  1. 01

    目利き人が現場で確かめ、価値があると感じること

    机上の情報だけでなく、目利き人が実際に足を運び、生産者・地域・商品の背景に触れたうえで、届ける意味があると判断した商品であること。

  2. 02

    見た目や話題性だけでなく、本質的な価値があること

    一時的な流行や表面的な見栄えではなく、品質・技術・背景・独自性・可能性において、選ぶ理由がある商品であること。

  3. 03

    作り手のこだわりが、消費者に伝わる価値へ翻訳できること

    生産者の想いや工夫が、内輪の論理で終わらず、消費者が理解し、共感し、選びたくなる言葉と体験に置き換えられる商品であること。

  4. 04

    売り手と買い手の両方に価値があること

    生産者の誇りや持続性を損なわず、消費者にも納得して選んでもらえるよう、目利き市場と共に価値を磨き育てられる商品であること。

  5. 05

    売上の先に、地域や産業の未来につながる価値があること

    一時的に売れるだけでなく、地域や産業の価値向上、継続的な関係づくり、次の世代への継承につながる商品であること。

旅の記録
(2026年9月25日時点)

日本地図

出会った市町村

0/1,724ケ所

地球図

めぐった距離

地球0周分
(5万3072km/4万75km)

目利き市場を始めた理由

私が目利き市場をやろうと思ったのは、地域の商品を売りたかっただけではありません。
地域には、無くしてしまったら二度と戻らないものが、思っている以上にたくさんあると感じたからです。久しぶりに訪れた町や、毎年のように通っていた地域で、昔は当たり前にあった商店が閉まり、にぎわっていた商店街に人通りがなくなり、きれいだった田園風景が耕作放棄地に変わっていく。その変化を目の前にするたびに、「こんなふうに無くなっていいものなのだろうか」という寂しさと、何もできていないもどかしさがずっと残っていました。

実際に地域へ足を運び、農家さんや事業者の方と話をすると、その気持ちはもっと強くなりました。まじめに、丁寧に、手を抜かずにものづくりをしているのに、その良さがうまく伝わっていない。届けたい気持ちはあるのに、どう知ってもらえばいいのかわからない。そんな声を、私は何度も聞いてきました。

値段や見え方のわかりやすさばかりが優先されて、その奥にある工夫や時間、守ってきた土地や暮らしまでが、置き去りにされてしまう。そこに強い違和感がありました。
私はこれまで、食品のチラシやランディングページ、動画、空間づくりなど、長く“伝える仕事”に関わってきました。だからこそ思うのです。良いものがないのではなく、良さがきちんと届く形になっていないだけなのだと。誰が、どんな思いで、どんな土地で、何を大切にしながらつくっているのか。そこまで伝われば、選ばれ方はきっと変わる。私はそう信じています。

目利き市場では、まず現地に行って、人に会って、話を聞いて、自分の目で確かめたうえで、本当に紹介する意味があるものだけを扱いたいと思っています。そして、つくる人の誇りを守りながら、選ぶ人にもきちんと納得してもらえる形に整えて届けたい。買って終わりではなく、そこから関係が続き、応援が生まれ、その一部がまた地域に返っていく。目利き市場を、そんなあたたかい循環が育つ場にしていきたいと思っています。

そして、つくる人の誇りを守りながら、選ぶ人にもきちんと納得してもらえる形に整えて届けたい。買って終わりではなく、そこから関係が続き、応援が生まれ、その一部がまた地域に返っていく。目利き市場を、そんなあたたかい循環が育つ場にしていきたいと思っています。

目利き人池田の宣材写真

目利き人

池田 健一
仕事で全国を飛び回るうちに、ものづくりに真摯な生産者や、土地に根ざした“いいもの”との出会いに恵まれて、本サイトの立ち上げ人に。持ち前の人懐っこさで、人から人へ、ご縁をつないでもらうのが得意技。地域の皆さんに教えてもらったこと、託してもらった想いを大切にしながら、楽しさとワクワクをモットーに、市場を盛り上げていきます。